
不動産投資に向いていないかもしれない人の5つの特徴
不動産投資を始めてみようと検討を始めている中、「自分に合った投資方法なのかな?」とわからなくなることってありませんか?私の今までの経験の中で、色んな不動産会社の営業マンと接してきました。一緒に過ごすと、個人情報は伏せた上で、クライアントでこんなことがあった、これで失敗を教えてくれたという話を聞きます。そういった失敗していたお話の中で読み取っていくと、「不動産投資が合わないかもな」という特徴がみえてきました。その中から代表的なものを5つご紹介いたします。
家賃の入金が入ったらすぐに引き出して、消費してしまう人
不動産投資は、現金でやる場合もありますが、ほとんどの場合、自己資金を入れて、残りは融資を受けることで物件購入に進みます。家賃収入が入ってきて、その収入から、管理費や手数料等が引かれて、さらには銀行へ返済する口座引き落としがあります。通常家賃が入ってきて同日の場合もありますが、送金日というのは返済日の少し前の、毎月15日か20日、25日といった場合もあります。返済日はたいてい27日頃か月末に設定することが多いと思います。
不動産投資において、返済日に返済額が引き落としされないということは、銀行への信用を毀損する行為となるため、やってはいけません。
「返済日までに一時的に借りるだけ」「急な出費があったから」とおっしゃる方もいたようですが、それでも使ってはいけない資金になります。
不動産投資はあくまで「事業」と捉えて、私生活とは完全に分けて考える必要があります。私のお客様では、口座を分けていたり、もともとなかったものとして不動産投資用の口座は触らないと決めている方もいます。この違いを聞くと、向き不向きはあるんだなと感じてしまいます。
自己の利益を追求しすぎる人
不動産投資をしていると、収入は一定になりがちです。毎月決まった金額が入ってきます。入居と退去が発生して、家賃の増減があったとしても、入居中は特別な修繕などない限りは、一定額になってきます。利益を拡大しようと思うと、管理費を削ったり、修繕が発生した際に、自分自身で業者を手配したり、支出を減らすことになります。調べれば削減できるところはそれなりにあったりします。そのため、その毎月の支出を削減するために、管理費の5%を2%にしてもらう方法を考えたり、クロスは自分で貼るといった削減方法を考えるようになります。
こうすると、利益を追求し過ぎてしまい、業者など他の方の利益が圧縮されるため、協力会社がその人から離れていってしまいます。
そうするとどうなるか、緊急対応をお願いしたくても人が動かなくなり、結果、入居者へのサービスが届かなくなり退去につながり余計にコストがかかってしまいます。
不動産投資のいいところのひとつは「不労所得」であることです。自分自身が他のことに集中できる状況をつくるためにおこなうこともあるくらい、なるべく自分の時間は力は使わない方が、結果的に資産は増えていくと考えています。自力でやるには限界があります。人に任せる力があるかどうか。そういったところが向き不向きを感じるところです。
不動産を「持つ」こと自体が目標で、それを使って何をしたいのかが見えない
不動産投資はあくまで資産形成の「手段」でしかありません。いつしか「オーナー」や「大家」「不動産投資家」という言葉が一人歩きを始め、「そうなりたい」という感情もでてくるほどになりました。「とにかくなんでもいいので、不動産オーナーになりたい。」ということであれば止めることも、止める権利もありません。ただ、不動産投資で成功している方々は、自分自身が「不動産オーナーだぞ」といった雰囲気ではありません。むしろ当たり前に手段として利用して、自分の成し遂げたい別の目標に向かっている方々が多いと感じます。
不動産投資をして、何がしたいのか、どうなりたいのか。という夢や目標がある方とない方で、向き不向きまで言うつもりはありませんが、こちらもどうしたらいいのか、わからなくなることがあります。そもそも不動産投資をしなくてもいいのではないかとも感じてしまいます。
不動産投資における目標設定。特に「どうなりたいのか」というものを具体的にもっていただけたらいいのかなと思います。
最適解を求めすぎてしまう
不動産投資は、文字通り不動産で投資をするものです。不動産というものはそもそも、1つとして同じものが存在しません。同じような土地の形、同じような建物はあったとしても、全く同じ条件というものはありません。今の自宅と隣の家でも駅からの距離が違うように、全く同じ条件というのはあり得ないのです。
そういった中で、自分に合った「ベスト」な物件を探すというような、最適解を求めてしまうと、失敗する傾向にあるということはよく聞きます。
もし仮に、ベストな物件が出てきて、その物件を買おうとしても何かしらの理由で買えなかった場合、2度とベストな物件が出てこないということになります。
改めて条件を考え直し、その時のベストな条件で物件を探したとしても、次にいつその条件で物件が出てくるかもわからない状況です。特にご自宅など、家族が関わってくる不動産を購入する時は、それこそ「時間(タイミング)」がベストかどうかを決めます。物件のかたちや条件というより、いつ買うのかということが重要になってきます。不動産投資の物件も実は一緒です。早く始めた方が早く家賃収入が入ってきます。3年探して、買えていないということは、3年間分の家賃収入を損失していることと同じになります。ベストではなく、ベターな方を選択して、その選択が正しかったかどうかは、その物件を売却したときのトータルの利益で判断すればいいことです。最適解を求めることは悪いことではありませんが、全てにおいて最適解を求めすぎるのも、よくありません。
他責思考をお持ちの方
不動産投資は、別では不動産賃貸業という「事業」としての側面があります。私自身も事業をおこなっています。どこからも出資を受けていないということもありますが、全て「自己責任」です。会社で起こること、社外で起こること、全てが自分に起因していることだと考えています。
不動産賃貸業という事業の特性を理解して、学習することで、ほとんど「不労所得」として運用できるため、どこかでボタンがかけちがえてしまい、不動産業者にお任せしているから何も知らないということが起きてしまったりします。少し学習することで、そういったかけ違いは防ぐことができます。
それでもその学ぶ姿勢がなく、全て任せておいて、最後に他責思考となると、不動産投資は向いていないかもしれないなと思ってしまいます。
まとめ
不動産投資に向いていないかもしれない方の特徴を5つご紹介いたしました。該当している方もそうでない方も、私の個人的な体験や考えのもと書いているところがありますので、ひとつの参考程度にとどめておいてください。
私がここでお伝えしたいのは、投資には色んな手段があり、不動産投資もその手段の中のひとつにすぎないということです。ご自身の「こうなりたい」「こうしたい」という実現したい未来に向けて、不動産投資が必要ということであれば、ぜひそのままご検討いただき、叶えていただきたいと思っています。