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家は最低でも3回以上買おう!ライフスタイルの変化に合わせて家も変えていこう。

家は最低でも3回以上買おう!ライフスタイルの変化に合わせて家も変えていこう。

「家を買うのは一生に一度」

そんな言葉を聞いたことがあるかもしれません。

確かにこれまでは「家を買う=人生最大の買い物」という価値観が主流でした。しかし現代のライフスタイルは多様化し、家は一生に一度の買い物ではなく、「何度でも買い替えるもの」という考え方が普及してきました。

家を買うときは誰もが「完璧な物件を見つけたい」と思うものです。しかし初めから完璧な物件を見つけるのは難しく、そもそも「今の自分にとって完璧な物件」が10年後、20年後も完璧であり続けるとは限りません。

だからこそ、「最初から何度も家を買い替える前提で」家を選ぶことが大切です。初めてのマイホームは最終形ではなく、人生のひと区切りに最適な住まいとして位置づけてみてください。

今回は、最低でも3回以上家を買い替えるライフプランについて紹介します。

1.家が買えるようになるのはいつ?

「家を買う」と聞くと、安定した収入が必要だとイメージする方が多いでしょう。実際に住宅ローンを組むには、ある程度の信用力が求められます。

サラリーマンや公務員のような安定した収入が見込める職業の方は、住宅ローンの審査に通りやすい傾向にあります。勤続年数が3年以上だとより望ましいでしょう。

フリーランスや個人事業主の方も、3年間黒字決算であればローンが通る可能性は十分にあります。

「社会に出て、安定的に収入を得られるようになってから約3年後」が、最初のマイホームを購入する現実的なタイミングといえます。

2.家を買う回数別のイメージ

ここからは、具体的にどのタイミングで家を買うと良いのか、ライフプランに沿った一例を紹介します。

<1回目>

最初に家を買うのは、独身時代がおすすめです。

「独身なのに家を買うなんて早すぎる」と思う人もいるかもしれません。しかし家賃がもったいないため、若いうちから家を買う方が良いのです。

たとえば毎月の家賃が7万円だとしたら、1年間で84万円、5年間で420万円ものお金を「借りること」に費やすことになります。

一方で同じ7万円でも家を買えば、住宅ローンの返済として積み上がっていくものに変わります。将来、家を売却や賃貸に出すことも可能です。「自分の資産になる」ことが大きな違いです。

<2回目>

2回目の家の買い時は、結婚や出産などライフスタイルが大きく変わるタイミングです。

独身時代に買った家は、1人暮らし用のコンパクトな間取りだったかもしれません。パートナーができたり子どもが生まれたりしたら手狭になるでしょう。

他にも「学区や通勤時間を考えて引っ越したい」「パートナーの希望を反映した家にしたい」などの理由で、「家族全体のニーズに応えられる住まい」への買い替えが現実的になってきます。

1回目に購入した家を売却すれば、その売却益を元手に、より広くて快適な住まいへステップアップすることも可能です。

<3回目>

家の購入の3回目は、仕事や家族のライフスタイルの変化が起きたときが望ましいでしょう。

・在宅ワークとなり書斎やワークスペースが必要になった

・子どもがある程度成長し、子育て中心から夫婦中心の暮らしに切り替えたい

・都会から郊外へ移住したい

・趣味やリフレッシュの時間を大切にしたい

子育てが落ち着き、夫婦それぞれのキャリアが明確になってくる30〜40代。上記のように暮らし方を見直し、家を買い替える絶好のタイミングです。

<4回目>

4回目以降の家の購入は、人それぞれです。

再び仕事や家族のライフスタイルが変化する方もいれば、仕事や家族に合わせた選び方ではなく、自分の理想の暮らし方を叶えたいと考えて家を買い替える方もいるでしょう。

・子どもが独立したら、夫婦2人で平屋の家に住みたい

・定年後にリゾート地へ移住したい

・不要な物を減らして、ミニマムな住まいに引っ越したい

このような理想も家を買い替えることで叶えられるのです。

3.まとめ

家を買うとなるとはじめは不安がともなうでしょう。「一生に一回のことだから慎重に」と考える方も多いと思います。

しかし「家は一生に一度の買い物ではなく、ライフスタイルに合わせて買い替えるもの」と捉えれば、そのときに最適な家を選べそうだと思いませんか?

今回ご紹介した買い替えのタイミングは一つの例に過ぎません。ご自身のライフプランに合わせて、3回以上の買い替え時を検討してみてください。

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