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空き家投資は融資(ローン)が組める!?可能性がある金融機関を紹介します!

空き家投資は融資(ローン)が組める!?可能性がある金融機関を紹介します!

空き家投資は、「比較的少額で始められる」「高い利回りや節税効果を望める」などの魅力

から、多くの注目を集めています。

そんな空き家投資のネックを挙げるなら「物件購入のための融資が通りにくいこと」でしょう。そもそも投資物件は住宅ローンの対象外となりますし、不動産投資ローンでも、例えば築古で老朽化がみられる戸建て空き家の場合、担保価値が低いとみなされて審査が通らないこともあります。

「じゃあ空き家投資は自己資金だけでチャレンジしなければならないの?」と不安になったみなさん。実は、たとえ築古の空き家投資でも融資を受けられる可能性のある金融機関や商品が存在します。例えば、手持ちの不動産を担保にする不動産担保ローンや、最近では空き家に特化したローンも登場しています。今回は、一例として4つの商品をご紹介します。

※2025年4月現在の情報です。実際に利用する際は、利率や条件など最新の情報を必ず確認してください。

① 滋賀銀行「スピードローンジャストサポート(不動産担保型)

https://mcl.sbk.jp/lp/fudosantanpo

融資可能額:300万円〜4,500万円

金利(変動):年2.250%〜年5.275%

融資期間:最長35年

滋賀銀行が提供する不動産担保型ローンです。本人や家族(3親等以内)所有の不動産などを担保にでき、融資可能期間が長めで、収益用の物件を複数所有している人でも融資可能。滋賀県の金融機関ではありますが、全国に住んでいる人、全国の物件が対象となっていることは大きな特徴です。

例えば、新潟に住んでいる人が栃木の空き家購入で融資を受けるのもOK。

また申込・仮審査からすべての契約手続きがスマホで完結でき、窓口に来店する必要はありません。地方の物件に投資したい人にも利用しやすいローンといえます。

保証会社として大手のセゾンファンデックスがついており、保証料は金利に含まれています。保証会社とは、ローン契約者の返済能力や担保価値などを審査し、万一返済不能となった際、一時的に返済を肩代わり(代位弁済)してくれる会社です(ローン契約者の返済義務はなくなりません)。

またスピードローンジャストサポートには、ほかに目的型として多目的資金ローンの商品もあります(借入可能額は最高1,000万円、融資期間最大10年。詳細はhttps://mcl.sbk.jp/lp/various/)。不動産担保型だけでは希望の融資額に満たない場合、組み合わせてフルローンを検討するなどの可能性も考えられます。

②滋賀銀行「スピードローンジャストサポート(目的型)住宅関連ローン(無担保)」

https://mcl.sbk.jp/lp/home

融資可能額:最高1,500万円(パート、アルバイトは30万円)

金利(変動):年1.825%〜年5.575%

融資期間:最長20年(10年超は団信加入要)

①と同じく滋賀銀行が提供するローン商品で、こちらは無担保ローンとなり、借入金は土地や住宅の購入資金、収益物件のリフォーム資金、建物解体費用、不動産購入にかかる諸費用などに使えます。

「現在空き家の物件を賃貸物件として運用したい」場合にも利用できると明記してあるのは、空き家投資を検討している人にとって心強いポイントです。

融資可能金額は少なめですが、①と同様に全国に住んでいる人、全国の物件が対象となっています。申込・仮審査からすべての契約手続きがスマホで完結できます。スマホ契約の場合、収入印紙代が不要となります。

保証会社は、株式会社滋賀ディーシーカード、株式会社オリエントコーポレーション、三菱UFJニコス株式会社のいずれかの会社となり、保証料は金利に含まれています。

1,500万円以内の空き家物件を購入するなら候補として選択肢に入れたい商品です。融資希望額が1,500万円超で、担保にできる不動産がある場合は、①を検討してみるのがよいでしょう。

空き家活用株式会社「アキカツローン」

https://aki-katsu.co.jp/loan

融資可能額:10万円〜1,500万円(1万円単位)

金利(変動):年2%〜5%台

融資期間: 6ヶ月〜20年以内(最大240回)

空き家活用株式会社が提供するアキカツローンは、「空き家の活用(アキカツ)」の名の通り、空き家購入、リフォーム、修繕費用などに特化した商品です。

申込対象は18歳以上で安定収入があれば、専業主婦や未成年でも、配偶者や親名義での申込みも可能です。

空き家に特化していることが何より魅力ですし、保証人不要、金利以外の手数料不要、シミュレーションから審査、申し込みまでネット上で一気にできるのも手軽で利用しやすい特徴です。「住まい、別荘用」のほかにフリーローン(500万円まで融資可能、融資期間は10年以内、保証会社は株式会社オリエントコーポレーション)があります。

楽天銀行「不動産担保ローン」

https://www.rakuten-bank.co.jp/loan/mortgage-collateral

融資可能額:100万円〜1億円未満

金利(固定、5年毎見直し):年1.64%〜年10.40%

融資期間:1〜25年、あるいは完済時年齢が満80歳となるまでのいずれか短い方の期間

楽天銀行が提供する「不動産担保ローン」は、本人や親族の不動産、複数の不動産を担保にすることも可能です。資金使途は原則自由で、空き家投資にも活用できる可能性があります。

この商品の大きな特徴は、正式申込の前に事前審査ができることです。審査結果は最短で翌営業日とスピーディに確認できます。また繰上返済手数料は無料、担保不動産に住宅ローンが残っていても借入可能(購入時の約6割以下となっている場合が目安)といった特徴もあります。保証会社はセゾンファンデックスで保証料は金利に含まれます。

出光クレジット「不動産担保ローン」

https://www.idemitsucard.com/corporate/loan.html

融資可能額:100万円〜3億円未満

金利:固定→年2.4%〜9.8% 変動→2.4%〜4.9%

融資期間: 最長35年

ガソリンスタンドでおなじみの出光グループが提供する不動産担保ローンです。借入金は不動産投資の資金、リフォームや設備資金などとして活用可能で、担保にできる物件は本人や家族名義、法人役員名義の物件でもOK。さらにこれから購入予定の物件も担保にすることができます。

法人、個人事業者どちらも申込可能で、物件エリア・居住地ともに全国対応。融資可能額が大きいので、大型物件への挑戦を考えている方などには心強い商品となるでしょう。保証会社はセゾンファンデックスで保証料は金利に含まれます。

まとめ

ご紹介してきたように、空き家投資でもローンで購入額を借り入れられる可能性はあります。

また昨今の空き家投資ブームを鑑みて、金融機関もさまざまなローン商品を開発しており、空き家物件のローンも徐々にハードルが低くなっている感覚があります。

またそもそも空き家物件、特に地方の物件に関しては非常に安価なものも多く、場合によっては手持ち資金の範囲内で購入できる場合もあります。そうなれば毎月の返済に追われることなく、気持ちに余裕をもって投資に臨めるメリットもあります。

いずれにしても空き家投資に挑戦しやすい時代に突入していることは確かです。もし資金面で不安がある場合でも、可能性がないか調べてみる価値は十分あります。「どうせ無理」と諦めず、今回ご紹介した商品やそのほかにも情報収集を重ねて、賢く空き家投資にチャレンジしてみてください。

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