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【初心者向け】不動産の勉強で1番効果的なのは実際に買うこと?

【初心者向け】不動産の勉強で1番効果的なのは実際に買うこと?

「不動産の勉強を始めたいけど、何から始めれば良いかわからない」

「どんな勉強法が効果的なの?」

このように感じている人も多いのではないでしょうか。現代では不動産に関する知識を書籍やネットで簡単に入手できますが、最も効果的に学ぶ方法は、実際に不動産を買ってみることです。

もちろん、最初から物件を購入するのはハードルが高いでしょう。しかし、実際に体験することに勝る学びはないのも事実です。

この記事では、実際に購入するのが効果的な理由や、買う前に知っておきたいポイントを解説します。

1. 不動産を勉強するには実際に買うのが効果的な理由

不動産の世界は、非常に実務寄りです。本やネットで学ぶことも重要ですが、実際にお金を出して経験することでしか得られない知識や感覚が山ほどあります。

不動産を実際に購入すると、購入時の一連の流れ諸費用の支払いを体験することが可能です。一連のプロセスを経ることで、実務上の流れや費用感、用語を自然に覚えられます。

何より、実際にお金を払うことで責任感が生じて自然と身につくようになります。数百万円~数千万円という大きな金額を動かす以上、誰しも慎重になり、わからないことを調べるようになるのです。この学ぶ姿勢が、実際の購入体験の価値を高めます。

2. 実際に買うときの流れを事前に把握しよう

実際に買うのが一番の学びとはいえ、まったく知識のない状態でいきなり購入はできないと感じるのが自然な心情でしょう。

購入する前に、住宅や投資物件を買う際の流れを把握しておくことが重要です。最低限の流れを理解しておくことで、初めての不動産購入も安心して進められます。

以下に物件購入の流れを記載します。

<物件探し>

まずは不動産ポータルサイトを使って、住みたい家や投資したい物件を探します。

<媒介契約の締結>

興味のある物件が見つかったら不動産会社に問い合わせます。売買の仲介を依頼する不動産会社と「媒介契約」を締結します。

なお、媒介契約には「一般媒介契約」「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」の3種類があり、それぞれ有効期間や他の不動産会社に重ねて依頼できるかの規定が異なります。物件購入時は、他の不動産会社にも同時に依頼できる「一般媒介契約」が大半を占めます。

<現地確認>

購入を決める前に、不動産会社に現地を案内してもらいます。

<資金計画>

購入する物件が決まったら、売買価格や諸費用を確認し、資金の調達計画を立てます。

<条件交渉>

売買価格などについて調整したければ、不動産会社を通じて交渉します。

<重要事項説明・売買契約の締結>

宅建士による重要事項説明を受け、その後に売買契約を締結します。

この際、売買価格の5〜10%程度の手付金を支払うのが一般的です。手付金は後ほど代金に充当され、残りの代金は決済・引渡し時に支払います。売買契約書の締結には、印紙税も課せられます。

また、売買契約が締結すると、不動産会社への仲介手数料が発生します。物件の売買価格によって手数料の上限が定められており、400万超の物件であれば、上限は「物件金額×3%+6万円(税別)」です。これはあくまで上限のため、交渉次第で安くしてもらうことも可能です。

<住宅ローンの申込・契約>

住宅ローンを利用する場合、銀行の事前審査・本審査を経て、正式に金銭消費貸借契約を結びます。

この際にも印紙税がかかります。さらに住宅ローンを借り入れるには、金融機関に融資事務手数料を支払わなければなりません。保証会社に支払う保証料や火災保険への加入も必要です。

<決済・引渡し>

残代金の支払いと同時に、物件の所有権移転登記が行われます。ここで初めて、物件の持ち主になります。

引渡し時には、登記に関する費用(登録免許税、司法書士への報酬)、不動産取得税、固定資産税、都市計画税などの支払いも必要です。

<引っ越し・リフォーム・運用開始>

引渡しを受けたら、住み始めたり賃貸に出したりすることになります。引っ越しやリフォームにかかる費用も見込んでおきたいところです。

事前に上記の流れや費用を把握しておくと、実際に購入するのに近い知識を得られます。実際に物件を買い、不動産会社の担当者の進め方が違った場合にも、質問や指摘をすることができます。

3. まとめ

不動産の勉強にはさまざまな方法がありますが、最も効果的なのは実際に買ってみることです。買うことで、体験から自然と知識が身につきます。

とはいえ、いきなり買うのはハードルが高いものです。まずは、今回紹介した基本の流れと費用を押さえておきましょう。基本を知っておくことで、安心して購入することができます。

ぜひ自分自身の体験を通じて、不動産の世界を学んでみてはいかがでしょうか。

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