
不動産の勉強をはじめるなら、最初に学ぶべきはこの2つ!
「不動産の投資に興味があるけれど、何から手をつけたら良いかわからない」
「不動産の勉強はどのように行えば良いの?」
と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
今回は、不動産について勉強したいと意気込んでいる方へ、最初に学ぶべき2つのことをお伝えします。
1.自宅の契約書を読み込んで、入居条件を把握する
1つ目は、一番身近な不動産であるご自宅の契約書を読み込むことです。賃貸であれば「賃貸借契約書」、売買であれば「売買契約書」を締結しています。自分の住まいに関する重要な契約書ですが、条文をすべてチェックしている方は少ないかもしれません。
賃貸借契約書には、主に以下の内容が記載されています。
- 家の所在地や面積、設備
- 契約期間
- 賃料・共益費・敷金・その他一時金の額、支払方法、支払期限
- 敷金の返還条件
- 貸主、管理業者、借主と同居人、家賃債務保証業者の住所や氏名
- 解約に関する条件
そして売買契約書には、一般的に以下の内容などが記載されています。
- 家の所在地や面積
- 売買代金、手付金の額や支払日
- 違約金の額
- 所有権移転・引渡し・登記手続きの日
- 融資申込先や融資金額
- 契約不適合責任の通知期間
- 建物の構造耐力上主要な部分などの状況について売主、買主の双方が確認した事項
何だか小難しそうだと感じるのではないでしょうか。しかし、自宅の契約書を読み込んで疑問を抱いた点について調べることで、不動産の賃貸や売買にどのような取り決めがあるのか学べます。
例えば、手付金とは何なのか調べてみましょう。そうすると、契約後に買主がキャンセルする場合は手付金を放棄し、売主がキャンセルするときは手付金の2倍の額が支払われるということ、手付金の上限は代金の20%であることなどがわかると思います。
次に、「建物の構造耐力上主要な部分などの状況について売主、買主の双方が確認した事項」とは、建物状況調査(インスペクション)と呼ばれる調査を実施したかどうかの記載です。建物状況調査とは、国土交通省の定める講習を修了した建築士が、建物の構造耐力上主要な部分(建物の基礎、外壁など)と雨水の浸入を防止する部分に生じている劣化・不具合の状況を把握するための調査です。建物状況調査は必須ではありませんが、住宅の状況を把握したうえで取引できるので、個人間での取引が多い既存(中古)住宅の売買の際に活用が推奨されています。
上記は、不動産取引の肝となる民法や宅建業法で定められている事項です。このようにご自宅の契約書を読んでどのような条件で入居しているか把握し、不明な点を調べることで不動産の勉強ができます。机上の知識よりも、身近な実例から学ぶ方が身につくものです。ぜひご自宅の契約書をじっくり読んでみてください。
2.近隣物件の賃貸市場・売買市場の価格相場を調べる
2つ目は、近所の物件の賃貸市場や売買市場の価格相場を調べることです。近所の物件の家賃や価格とともに、その物件の築年数、広さ、間取り、駅からの距離、アパートかマンションかなどを確認してみましょう。そうすると、どのような条件であれば家賃がどのくらいなのかという相場が掴めてきます。
価格相場を調べる際は、不動産ポータルサイトの「SUUMO」「LIFULL HOME’S」「アットホーム」でご自宅の地域、同じような築年数や広さで条件を指定して検索してみてください。検索結果で表示された物件を確認していると、相場が見えてきます。また、インターネットで「○○駅 家賃相場」と検索すると、該当駅の間取りごとの相場を調べられます。
近隣物件の賃貸市場・売買市場の価格相場を把握できると、自分が住んでいる物件の価格が、相場と同じくらいなのか、相場より高いのか、安いのか理解することも可能です。
近所の物件とご自宅から、不動産の価格相場を理解していきましょう。
3.まとめ
不動産の勉強をはじめる方が、最初に学ぶべき2つをご紹介しました。不動産について勉強したい方は、「自宅の契約書を読み込んで、入居条件を把握する」「近隣物件の賃貸市場・売買市場の価格相場を調べる」の2つからはじめてみてください。
宅地建物取引士など資格を取るのも有効ですが、一番身近なところから不動産に慣れ親しんでいくことをおすすめします。まずは、難しそうに感じてしまう不動産の勉強に抵抗感をなくすことが大切です。