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不動産について学習するには教科書より体験が1番!まずは家を買おう!

不動産について学習するには教科書より体験が1番!まずは家を買おう!

不動産について学習するには教科書のような書籍を読むよりも、「体験」こそが最大の学びになります。体験として自分で家を買ってみるのが一番の近道です。

多くの方が、家を買うのはハードルが高いと感じるでしょう。しかしポイントを押さえれば、家を買うことは資産形成のスタートにもなり、住みながら学習することもできます。

今回は、「なぜまず家を買うべきなのか」を3つの観点からお伝えします。

1.資産形成を始められる

家を買うのは、単なる消費ではありません。選び方さえ間違えなければ、資産を築く第一歩になります。

ポイントは、将来売れる物件・貸せる物件を選ぶことです。売れる物件・貸せる物件であれば、買った家を「住み替え資産」にできます。

たとえば5〜10年後に転勤や出産、子どもの進学などで住む場所が変わるとします。その際、買った家が市場価値を保っていれば、売却によってまとまった資金を得られます。エリアによっては、賃貸に出して家賃収入を得るという選択肢もあるでしょう。

つまり、「買った家=自分の未来の選択肢を広げる資産」にすることができるのです。

2.住宅ローン控除を利用できる

家を買うことで得られる大きなメリットの一つが「住宅ローン控除」です。住宅ローン控除とは、住宅ローンを使って家を購入した人が、毎年支払っている所得税から控除を受けられる制度です。

具体的には、以下のような仕組みになっています。

  • 控除期間:新築は13年間、中古は10年間
  • 控除額:年末のローン残高の0.7%(上限あり)
  • 控除対象:所得税、所得税から控除しきれない分は住民税

たとえば、4,000万円の住宅ローンを借りて購入した場合、初年度の控除額は28万円(=4,000万円×0.7%)です。これが13年間続けば、合計で数百万円単位の節税効果を得られることになります。

住宅ローン控除の恩恵は、賃貸の家では得られません。住宅ローン控除を受けることで「家に住む」という行動が単なる支出ではなく、「お金が戻ってくる行動」に変わるのです。

3.日々の家賃は、家を買う元金にあたる

毎月10万円の家賃を支払っているとします。支払った10万円は戻ってきません。賃貸で払う家賃は、どれだけ長く住んでも大家さんの収入にしかなりません。

しかし家を買うと事情がまったく異なります。毎月の返済額10万円のうち、2万円が利息、8万円が元金であった場合、この8万円は貯金している感覚に近いのです。

仮に5年後に家を売却したとき、購入時と同程度の価格で売れたとすれば、これまでに払った元金の分だけ手元に戻ってくる可能性があります。

月8万円の元金返済×60か月=480万円。この金額が、売却すると貯金のように戻ってきます。これは賃貸の家では絶対に実現できない金銭的メリットです。

不動産の売却益には「譲渡所得税」がかかる場合があります。ただし居住用の住宅を5年以上保有し、かつ譲渡益が出ても、特別控除(3,000万円)や軽減税率が適用され課税されないケースがほとんどです。つまり売却によって得た現金は、ほぼそのまま自分の手元に残る可能性が高いのです。

賃貸の家では消えていくお金が、購入すれば蓄積されていく資産に変わります。一度経験すればきっと「家を買って良かった」と実感するでしょう。

4.まとめ

家を買うと資産形成を始められる上に住宅ローン控除を活用でき、所得税を抑えられます。賃貸では家賃は支出にしかなりませんが、その家賃分で家を買えば売却時に取り戻せる可能性があります。

家を買うことはこのようなメリットがあるだけでなく、不動産の税制や利回りについて学習できるこれ以上ない機会です。

不動産について学習したい方は、家を買うことも視野に入れてみてください。

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